薬用植物 · 辛温解表薬
Guì Zhī · 桂枝
Guì Zhī(桂枝、桂枝)は、性が温性、味が辛(しん)、甘(かん)の生薬で、「辛温解表薬」に分類されます。伝統的に風寒を解表する、陽気を温め通す、営衛を調和するに用いられます。
性味データ
- ピンイン名
- Guì Zhī
- 漢字
- 桂枝
- 学名
- Cinnamomum cassia (L.) J.Presl
- 科
- Lauraceae
- 使用部位
- 小枝
- 性
- 温性
- 味
- 辛(しん), 甘(かん)
- 経絡
- 膀胱, 心, 肺
- カテゴリー
- 辛温解表薬
- 毒性
- 無毒
- 妊娠
- 注意
- 産地
- 中国, ベトナム
伝統的な作用
- 風寒を解表する
- 陽気を温め通す
- 営衛を調和する
- 経絡を温める
伝統的な用途
- 悪寒を伴う風寒表証
- 心陽虚による動悸と胸痛
- 寒湿による関節炎と痛痺
- 陽虚による水の気化不全からの浮腫
- 四肢の冷えと血行不良
研究されている効果と現在の応用
- 発汗を伴う風寒を解表する
- 胸と四肢の陽気を温め通す
- 経絡の循環を促進する
- 営気と衛気を調和する
- 中焦を温め寒を散じる
研究中の応用
- 感冒・インフルエンザの初期
- 心血管疾患と心不全
- レイノー現象および手足の冷え
- 関節リウマチ
- ホルモンバランスの乱れ
効果が研究されていることは、ヒトで証明されていることを意味しません。
禁忌と副作用
絶対的禁忌
- 実熱証
- 陰虚の熱証
- 過度の出血
相対的禁忌
- 妊娠(大量)
- 肝陽上亢を伴う高血圧
- 妊娠
- 方剤中での少量は概ね安全。単独での大量は避ける。
- 授乳
- 処方中の中程度の用量では一般に安全。
- 子ども
- 寒証に対する適切な方剤であれば小児にも安全。
- 高齢者
- 手足の冷えと陽虚のある高齢者に最適。熱証では避ける。
起こりうる副作用
- 発汗(目的とする治療効果)
- 使いすぎによる口の乾燥
- 熱証では発熱を悪化させる可能性
中止すべきとき
- 熱証が現れる
- 過度の発汗
- 妊娠(大量)
薬との相互作用
| グループ | 薬剤 | 重症度 | 作用と推奨 |
|---|---|---|---|
| 抗凝固剤 | ワルファリン, アスピリン | 軽度 | 軽度の抗血小板作用 INRを監視する |
| 降圧薬 | カルシウム拮抗薬, ACE阻害薬 | 軽度 | 複雑な相互作用 - 血圧にさまざまに影響する可能性がある 血圧を監視する |
ほかの生薬との相互作用
- 白芍 営衛を調和する古典的な桂枝湯の処方の組み合わせ
参考用量
- 煎じ薬
- 1日3〜9グラム
- 散剤
- 1日1〜3グラム
- チンキ
- 1〜3ml(1:5)を1日3回
- 短期使用
- 1〜2週間
- 長期使用
- 処方中で3〜4週間
- 最大
- 短期間が望ましい。温熱の病態では避ける
- 子ども
- 寒証に対して用量を減らせば小児にも安全。
調製法
煎じ薬
芳香成分を保つため、加熱の最後(最後の5〜10分)に加える。3〜9gを煮る。
寒の表証、温める
浸剤(お茶)
3~6gを湯に10分浸す。温める作用を高めるにはショウガを加える。
風邪の予防、寒い日に体を温める
文献に基づく目安の用量であり、処方ではありません。専門家に相談してください。
配合される方剤
健康に関するご注意。 学習・啓発のためのコンテンツです。伝統中医学の概念を説明するものであり、医療専門家による診断や治療に代わるものではありません。鍼、薬用植物、侵襲的な技法は、訓練を受けた専門家が行う必要があります。 安全ガイド.