薬用植物 · 補陽薬
Ròu Cōng Róng · 肉蓯蓉
Ròu Cōng Róng(肉苁蓉、肉蓯蓉)は、性が温性、味が甘(かん)、鹹(かん)の生薬で、「補陽薬」に分類されます。伝統的に補腎陽、精血を補う、潤腸に用いられます。
性味データ
- ピンイン名
- Ròu Cōng Róng
- 漢字
- 肉苁蓉
- 学名
- Cistanche deserticola Y.C.Ma
- 科
- Orobanchaceae
- 使用部位
- 肉質の茎
- 性
- 温性
- 味
- 甘(かん), 鹹(かん)
- 経絡
- 腎, 大腸
- カテゴリー
- 補陽薬
- 毒性
- 無毒
- 妊娠
- 注意
- 産地
- China (Inner Mongolia), China (Xinjiang)
伝統的な作用
- 補腎陽
- 精血を補う
- 潤腸
- 髄を養う
伝統的な用途
- 腎陽虚による陽萎と不妊
- 四肢冷厥と悪寒
- 腎陽虚による女性不妊
- 陽虚による老人性便秘
- 筋骨の無力(痿弱)
研究されている効果と現在の応用
- 生殖器の虚に対して腎陽を強力に補う
- 大腸を潤して便秘を通じる
- 慢性虚証に対し血と精を養う
- 筋骨を強化する
- 抗老化・アダプトゲン作用
研究中の応用
- 男女不妊症
- 加齢に伴う性機能障害
- 高齢者の慢性便秘
- 副腎機能不全
- 抗老化医学
効果が研究されていることは、ヒトで証明されていることを意味しません。
禁忌と副作用
絶対的禁忌
- 実熱の病態
- 熱による下痢
- 陽過剰
相対的禁忌
- 湿熱
- 火の過剰を伴う陰虚
- 妊娠
- 妊娠中は慎重に使用する。妊娠初期は避ける。
- 授乳
- データ不十分。慎重に使用する。
- 子ども
- 小児には適さない。
- 高齢者
- 腎陽虚と便秘のある高齢者に最適。
起こりうる副作用
- 緩下作用による下痢の可能性
- 吐き気
中止すべきとき
- 熱証が悪化する
- 下痢が生じる
- 湿熱証が現れる
薬との相互作用
| グループ | 薬剤 | 重症度 | 作用と推奨 |
|---|---|---|---|
| 下剤 | ラクツロース, ポリエチレングリコール(マクロゴール) | 軽度 | 緩下作用の相加 一方または両方の用量を減らす |
| ホルモン製剤 | テストステロン, HRT | 軽度 | ホルモン補助を補完する可能性がある ホルモン値を監視する |
参考用量
- 煎じ薬
- 1日6〜15グラム
- 散剤
- 1日3〜6グラム
- 短期使用
- 2〜4週間
- 長期使用
- 1〜3か月
- 最大
- 6か月、その後評価
- 子ども
- 小児には適さない。
調製法
煎じ薬
6~15gを水3カップで45~60分煮る。温かいうちに服用する。
補陽、便秘
お粥
10〜15gを米と水で柔らかい粥に煮る。毎日食べる。
穏やかな補陽、高齢者の便秘
文献に基づく目安の用量であり、処方ではありません。専門家に相談してください。
配合される方剤
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