薬用植物 · 活血化瘀薬
Yù Jīn · 鬱金
Yù Jīn(郁金、鬱金)は、性が涼性、味が辛(しん)、苦(く)の生薬で、「活血化瘀薬」に分類されます。伝統的に活血行気、清心開竅、肝胆の湿熱を瀉すに用いられます。
性味データ
- ピンイン名
- Yù Jīn
- 漢字
- 郁金
- 学名
- Curcuma wenyujin Y.H.Chen & C.Ling
- 科
- Zingiberaceae
- 使用部位
- 塊根
- 性
- 涼性
- 味
- 辛(しん), 苦(く)
- 経絡
- 心, 肝, 胆, 肺
- カテゴリー
- 活血化瘀薬
- 毒性
- 無毒
- 妊娠
- 避ける
- 産地
- China (Zhejiang), China (Sichuan)
伝統的な作用
- 活血行気
- 清心開竅
- 肝胆の湿熱を瀉す
伝統的な用途
- 脇肋部と心窩部の痛みを伴う肝気鬱結
- 痰が心を塞ぐことによる精神錯乱とてんかん
- 肝の湿熱による黄疸
- 血熱による不正性器出血と喀血
- 熱を伴う肝気鬱結によるうつ
研究されている効果と現在の応用
- 活血行気し、心窩部と脇の痛みを和らげる
- 痰や熱毒で塞がれた心竅を開く
- 肝胆の湿熱を瀉す(黄疸)
- 涼血止血する
- 抗炎症と利胆
研究中の応用
- 胆石症と胆嚢炎
- 肝炎と肝硬変
- うつ病と不安障害
- てんかん(補助療法)
- 月経困難症と月経障害
効果が研究されていることは、ヒトで証明されていることを意味しません。
禁忌と副作用
絶対的禁忌
- 妊娠
- 瘀血を伴わない活動性出血
- 監視なしでの抗凝固薬との同時使用(中等度~重大な相互作用)
相対的禁忌
- 気血の停滞を伴わない血虚
- 手術が間近な場合
- 妊娠
- 妊娠中は禁忌。活血作用があり、流産を引き起こすおそれがある。
- 授乳
- 慎重に使用する。データは限られている。
- 子ども
- 12歳未満の小児には推奨されない。
- 高齢者
- うつ状態と肝胆の停滞のある高齢者に有用。抗凝固薬では注意。
起こりうる副作用
- 過剰出血の可能性
- 胃の不調
中止すべきとき
- 妊娠が確認されている場合
- 活動性の出血
- 手術前
薬との相互作用
| グループ | 薬剤 | 重症度 | 作用と推奨 |
|---|---|---|---|
| 抗凝固薬 | ワルファリン, ヘパリン, リバーロキサバン | 重度 | 抗凝固作用を著しく増強する-重篤な出血のリスク 併用を避けるか、INRを極めて綿密にモニタリングすること。 |
| 抗血小板薬 | アスピリン, クロピドグレル | 中等度 | 抗血小板作用の相加 出血リスクを監視する。 |
| CYP3A4誘導薬 | リファンピシン, フェニトイン | 軽度 | 鬱金の代謝に影響する可能性がある 薬剤師に相談する。 |
ほかの生薬との相互作用
- 丹参 冠循環と肝循環に対する相乗的な活血作用
参考用量
- 煎じ薬
- 1日3〜9g
- 散剤
- 1日1.5〜3g
- 短期使用
- 1〜2週間
- 長期使用
- 2〜4週間
- 最大
- 短期使用が望ましい
- 子ども
- 血に対する作用が強いため、小児には一般に推奨されない。
調製法
煎じ薬
3〜9gを3カップの水で30分煮る。温かくして飲む。
うつ、黄疸、月経不順
散剤
1.5~3gを白湯で服用する。
手軽さ、より直接的な作用
文献に基づく目安の用量であり、処方ではありません。専門家に相談してください。
健康に関するご注意。 学習・啓発のためのコンテンツです。伝統中医学の概念を説明するものであり、医療専門家による診断や治療に代わるものではありません。鍼、薬用植物、侵襲的な技法は、訓練を受けた専門家が行う必要があります。 安全ガイド.