薬用植物 · 補陰薬
Gǒu Qǐ Zǐ · クコの実
Gǒu Qǐ Zǐ(枸杞子、クコの実)は、性が平性、味が甘(かん)の生薬で、「補陰薬」に分類されます。伝統的に肝陰・腎陰を養う、目を益する、潤肺に用いられます。
性味データ
- ピンイン名
- Gǒu Qǐ Zǐ
- 漢字
- 枸杞子
- 学名
- Lycium barbarum L.
- 科
- Solanaceae
- 使用部位
- フルーツ
- 性
- 平性
- 味
- 甘(かん)
- 経絡
- 腎, 肝, 肺
- カテゴリー
- 補陰薬
- 毒性
- 無毒
- 妊娠
- 記載された禁忌なし(必ず相談を)
- 産地
- 中国, モンゴル
伝統的な作用
- 肝陰・腎陰を養う
- 目を益する
- 潤肺
- 補精
伝統的な用途
- 肝腎陰虚
- かすみ目と飛蚊症
- 腰のだるさと脚の脱力
- 夢精
- 虚労の咳
研究されている効果と現在の応用
- 視力を改善する
- 免疫機能を支える
- 長寿を促進する
- 性機能を高める
- 肝臓を保護する
- アンチエイジング
研究中の応用
- 黄斑変性
- 糖尿病の合併症
- 免疫のサポート
- 男性不妊
- アンチエイジング
- 運動後の回復
効果が研究されていることは、ヒトで証明されていることを意味しません。
禁忌と副作用
絶対的禁忌
- ワルファリン使用(INRを上昇させる)
- 低血圧症
相対的禁忌
- 糖尿病(血糖値を監視する)
- 脾虚湿困
- 妊娠
- 適度な量では一般的に安全とされる。
- 授乳
- 授乳中に摂取しても安全。
- 子ども
- 適切な量では小児にも安全。
- 高齢者
- 一般的に安全;血圧を監視する
起こりうる副作用
- 消化不良
- アレルギー反応(まれ)
- 低血圧
- 低血糖
中止すべきとき
- ワルファリン服用中(医師に相談)
- 低血圧症状
- 消化不良
薬との相互作用
| グループ | 薬剤 | 重症度 | 作用と推奨 |
|---|---|---|---|
| 抗凝固剤 | ワルファリン | 重度 | INRと出血リスクを著しく高める 併用を避ける。相互作用の症例報告が複数ある |
| 降圧薬 | ACE阻害薬 | 中等度 | 血圧を下げる可能性がある 血圧を監視する |
| 糖尿病治療薬 | インスリン, メトホルミン | 中等度 | 血糖を下げる可能性がある 血糖を監視する |
参考用量
- 乾燥品
- 1日6〜18グラム(大さじ1〜3)
- 搾り汁
- 1日30〜120ml
- エキス
- 1日標準化エキス100〜300mg
- 生
- 10〜30グラム
- 短期使用
- 1〜2週間
- 長期使用
- 3〜6か月
- 最大
- 伝統的に長期使用されている
- 子ども
- 小児にも安全。伝統的に滋養食として与えられる。
調製法
乾燥果実
乾燥果実を1日大さじ1〜3(10〜30g)、間食として食べるか食事に加える。
手軽さ、丸ごとの食品としての栄養
浸剤(お茶)
実を大さじ1~2杯、湯に5~10分浸す。お茶を飲み、実も食べる。
目の健康、毎日の強壮
スープ
スープや粥に10〜20gを加える。30〜60分加熱する。
伝統的な調製法、家庭料理
スムージー
スムージーに大さじ1〜2を加える。
速やかな吸収、利便性
文献に基づく目安の用量であり、処方ではありません。専門家に相談してください。
配合される方剤
健康に関するご注意。 学習・啓発のためのコンテンツです。伝統中医学の概念を説明するものであり、医療専門家による診断や治療に代わるものではありません。鍼、薬用植物、侵襲的な技法は、訓練を受けた専門家が行う必要があります。 安全ガイド.