薬用植物 · 安神薬
Hé Huān Pí · 合歓皮
Hé Huān Pí(合欢皮、合歓皮)は、性が平性、味が甘(かん)の生薬で、「安神薬」に分類されます。伝統的に安神し、うつを和らげる、活血消腫、心を調和するに用いられます。

性味データ
- ピンイン名
- Hé Huān Pí
- 漢字
- 合欢皮
- 学名
- Albizia julibrissin Durazz.
- 科
- Fabaceae
- 使用部位
- 樹皮
- 性
- 平性
- 味
- 甘(かん)
- 経絡
- 心, 肝
- カテゴリー
- 安神薬
- 毒性
- 無毒
- 妊娠
- 注意
- 産地
- 中国, Iran, 日本
伝統的な作用
- 安神し、うつを和らげる
- 活血消腫
- 心を調和する
伝統的な用途
- 肝気鬱結によるイライラを伴う不眠
- うつと憂うつ感
- 打撲を伴う外傷
- 膿瘍と皮膚潰瘍
- 胸の膨満感を伴う動悸
研究されている効果と現在の応用
- 不安、不眠、いらいらを鎮める
- 肝気鬱結によるうつ状態の気分を改善する
- 外傷による痛みと腫れを軽減する
- 中程度の抗不安作用
研究中の応用
- 不安障害
- 不眠症
- 軽度~中等度のうつ病
- 外傷性損傷
- 慢性ストレス
効果が研究されていることは、ヒトで証明されていることを意味しません。
禁忌と副作用
絶対的禁忌
- 確実に知られているものはない
相対的禁忌
- 妊娠(データ不十分)
- 気滞を伴わない実証の湿熱
- 妊娠
- 妊娠中のデータは不十分。必要な場合に限り慎重に使用する。
- 授乳
- データ不十分。慎重に使用する。
- 子ども
- 小児には慎重に使用する。データは限られている。
- 高齢者
- 不眠と不安のある高齢者で一般に忍容性が高い。
起こりうる副作用
- 軽度の眠気
- ときおりの胃の不快感
中止すべきとき
- 過度の眠気
- 妊娠
薬との相互作用
| グループ | 薬剤 | 重症度 | 作用と推奨 |
|---|---|---|---|
| 鎮静薬と睡眠薬 | ベンゾジアゼピン系薬, ゾルピデム | 軽度 | 鎮静の相加作用の可能性 鎮静の程度を監視する。 |
ほかの生薬との相互作用
- 酸棗仁 安神作用を補い合う
参考用量
- 煎じ薬
- 1日6〜12g
- 散剤
- 1日3〜6g
- 短期使用
- 2〜4週間
- 長期使用
- 1〜2か月
- 最大
- 監督下での長期使用
- 子ども
- 小児には慎重に使用する。小児科領域のデータは限られている。
調製法
煎じ薬
6〜12gを3カップの水で30〜45分煮る。温かくして飲む。
不安、うつ、不眠
酒浸
30gを米酒に2~4週間漬け込む。1日小さじ1~2杯を服用する。
外傷と血腫
文献に基づく目安の用量であり、処方ではありません。専門家に相談してください。
健康に関するご注意。 学習・啓発のためのコンテンツです。伝統中医学の概念を説明するものであり、医療専門家による診断や治療に代わるものではありません。鍼、薬用植物、侵襲的な技法は、訓練を受けた専門家が行う必要があります。 安全ガイド.